これでよく首相をやっているね

鴻池祥肇官房副長官が昨日辞任した。理由は新型インフルエンザ対策で大騒ぎの最中に既婚の女性と2泊3日の温泉・ゴルフ旅行。それも往復に議員用のJRバスを使用していたことが、週間新潮に暴かれた。
この件に関して任命責任を記者に質問された麻生首相は、
「病気で辞任したことまで、任命責任といわれても……」
と歯切れが悪い。
また新型インフルエンザの発生を宣言して、政府が対策本部を設置した時に官房副長官がこんなことでという質問に、
「彼は確か〜その〜担当ではなかったと思います。連絡さえ取れるのであれば……」
と、本当に麻生首相の認識に呆れてものが言えない。
官房副長官といえば官邸の危機管理担当で司令塔の一人。

鴻池氏は1月にもお相手の女性にカードキーを渡していて、宿泊させたと問題になった。
このときには鴻池氏は「天地神明に誓って、そういうことはない」といって何とか切り抜けた。ところが今回は写真も撮られているし「天地神明に誓って、そういうことはない」とは言えない。会見もせずに即入院である。病名も発表しない。「仮病」だから病名の付けようもないといったところか。

鴻池氏はテレビなんかで観ているとユーモアのある面白いオジサンだが、官房副長官としての、いや国会議員としての自覚が全然なかったんだね。

それにしても麻生内閣になって半年で問題発言や醜態やらで4人も辞めた。まさに麻生内閣は「お友達内閣」「ままごと内閣」だね。
これでは日本の将来はない。いっそのこと麻生首相が入院してもらった方が日本の将来の為になるような気がするが。